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2024年1月 4日 (木)

私の人材の採用

新年度ミーティングで発表する2024年度の経営方針書を書きながら、当社が、今年で、開業40周年を迎えることに気づいた。改めてここまで一緒に頑張ってきてくれたスタッフに感謝した。現在25名のスタッフがいるが、勤続10年以上が16名在籍しており、スタッフの約半数に及ぶ。その中には勤続30年以上が4名、20年以上が5名在籍している。私はこの永年勤続者に感謝の意を込めて毎年永年勤続表彰を実施し、報奨金を支給することにしている。開業当初、私自身が会計業界出身ではないので、スタッフには、特に会計事務所出身であることに、こだわらなかった。そのため永年勤続者の中でも会計事務所出身は僅か2名だけだ。他の事務所の先生に話すと皆とても驚いている。

 私の採用基準は、その入社希望者が「前向きで勉強熱心、そして正直であること。」だけだ。性別、年齢、学歴は一切問わない。会計事務所の経験など全く要求しない。それから40年、皆ベテラン揃いと言われるようになり、私は、おかげで楽をさせてもらっている。基本的に、「できる人は何をやってもできる。」ということを確信している。

 最近、顧問先の社長さん方に会うと「良い人材が採用できない」と悩んでいる。人手不足は深刻な問題になっている。そのような社長に私は「社長、人手不足で悩むのは、幸せなことですよ。」と話す。すると、ほとんどの社長は「どういうこと?」と怪訝な顔をする。人手不足で悩むということは、継続的に売り上げが上がるビジネスモデルが出来あがっており、資金的にも余裕がでてきた証拠だからだ。ほとんどの中小企業は人の採用で悩む前に市場から退場しているのが現実だからだ。とはいうものの、良い人材こそが将来の売上を生み出す源泉であり、会社が成長するための必須条件であることに間違いない。昔読んだ「年商の壁」という書物の中でも、年商の壁を破って成長するには、いかに良い人材を採用し、組織力を強化する事にかかっていると、その成長の秘訣を語っていた。著者自身も経営者で、大成功した方だが、自ら常にアンテナを張り巡らしていて、飲みに行った居酒屋の店員さん、自社にくる保険の営業マン、取引先の営業マン・・・これと思った人物には片端から声がけしていると話していた。なんと凄い採用戦略もあるものだと驚いた。

 そこまでいかないとしても、人材募集をしている社長は、自社の人材募集広告を確認しているのだろうか?社長の「このような人材が欲しい」という思いがしっかり伝わる募集広告になっているだろうか?そして仕事内容はイメージし易いように具体的に詳しく書いているだろうか?まずはそこからしっかり確認してもらえればと思う。人材募集を社員と広告マンだけに任せきりでは良い人材はとれない。統計ではまだまだ労働人口は減っていない。減っているのは生産年齢人口(15歳~64歳)だけだ。労働時間を柔軟にしてあげたり、休みを自由に取れるようにしてあげたりなどの工夫で採用の枠も広がるのではないだろうか? 社長の皆さん・・応援しています。

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