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2019年11月 5日 (火)

「将軍の日」・・一倉定語録・・その一

   今年も気が付けば残すところ2か月余り。時の経つのは早いと改めて感じる。当社の社長を対象とした中期経営計画教室である「将軍の日」も今年度の最終回を今月、無事に終えることが出来た。「将軍の日」では、午前中は私が講師を務めるが、いつも取り上げさせてもらうのが、一倉定先生の話だ。氏は、すでに20年前に鬼籍に入ったが、その功績は大きく、生前、氏の指導を受けた会社は5000社を超えると言われている。氏の基本方針は「ダメな会社はTOPがすべて悪い、人のせいにするな、部下のせいにするな、環境のせいにするな」である。空理空論で経営する社長や、利益だけを追求する社長に対しては、烈火のごとく怒り叱り飛ばし、多くの倒産寸前の企業を立て直した。氏は語る。「良い事業や悪い事業はない。あるのは良い社長と悪い社長だけだ。事業の結果は、社長の経営姿勢の現われだ。」氏は、企業が生き残る道は「変転する市場と顧客の要求を見きわめて、これに合わせて我社をつくりかえること」しかないと言っている。そしてそのために必要なものが、経営計画書だと言っている。以下、氏の語録を抜き書きで一部紹介する。

経営計画は、社員を変える前に社長自身を変える。というのは、経営計画によって社長は初めてわが社を知るからである。経営計画以外に、    会社全体を知る手段はない。というのが、私の経験を通しての実感である。経営計画によって、社長は自ら何をしなければならないかを知  り、同時に増収増益の道を知るのである。迷いは吹っ切れ、自信を持って事業を経営することができるようになるのである。

社長が、自らの未来像を明示せずに、社員はどうして自らの未来を考えることができるのか。社員の最大の不安がここにあるのだ。この不 安を取り除いてやることは社長の責任である。これは経営計画書を作ることによって自然に実現するのである。

リーダーシップの第一要件は「自らの意図を明らかにする」ことであるのは論をまたない。これを発揮するための最大のツールこそ経営計画   書なのである。社長の決意、目標、方針、行動要項などが明確に示されている。これに社員は動機づけられるのである。

わが社の未来を決めてしまう経営計画書に、時間を節約するというほど、間違った時間の使用法はないのである。

 以上氏の語録のほんの一部を紹介したが、まだ時間が取れないなどの理由で、経営計画書を作成していない社長は当社の「将軍の日」に申し込んでいただきたいと思う。事前に当社で準備して、当日は、終日アシスタントが付くので、気軽に参加してもらい、その日一日で五か年計画書をお持ち帰りいただいている。一人でも多くの方の参加を引き続きお待ちします。

2019年10月28日 著 者  税理士   千葉 和彦

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