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2013年10月 5日 (土)

「収入」と「所得」はどう違うの?

 収入から経費を引いたものが所得です。

「収入」や「所得」とよく聞きますが、年末調整などのときはなおさらです。

「収入が103万円」ではなく、「所得が38万円」といわれることもありますが同じ意味です。ここでいう「収入」とは、給与の手取り額ではなく、源泉徴収などを行う前の金額のことをいいます。

いわゆる額面いくら、といわれるものです。

 この「収入」から所得税法上の控除である給与所得控除を差し引いた金額が「所得(給与所得)」です。

 さらに所得から基礎控除38万円を差し引いたものが、税金がかかる課税所得になります。
  
例えば、パート収入等(給与収入)103万円の場合、65万円の給与所得控除(収入に応じて決まっている)を引くと38万円の所得となります。

103万円-65万円=38万円

(*この段階で38万円超になると扶養にはいることはできなくなります。)

そこから基礎控除の38万円(必ず引くことができる控除)を引くと0円となり、税金はかからなくなります。

38万円-38万円=0円(課税所得)

  
(*以上は、給与収入しかない場合の計算です。他の収入(所得)がある場合は、合算して所得を出さなければなりません。)

 

 

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