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2010年2月26日 (金)

「資金使途」の重要性

 「資金使途」つまり「借りたお金の使い途(みち)」の事ですが、「銀行側(貸し手)」と「企業側(借り手)」とでは、物凄い認識の差異があると思います。

銀行では、この「資金使途」をとても重要視しております。それはなぜか?と言いますと、「資金使途」により貸出方法が違うことはもちろん、「正しく資金が使われる」ことが返済財源の把握の根本であるからです。

例えば、設備資金の申込なら「新たな収益を産む設備なのか」「収益を産まない設備なのか」で全く審査手法は違います。

また、運転資金の申込なら「正常な運転資金なのか」それとも「実質は赤字資金なのか」で実際の返済財源も変わります。

「正常な運転資金」とは「売上債権+棚卸資産-仕入債務」で算出されますが、金融機関では、更に新旧の科目明細を比べたり、聞取り等により、売上債権や棚卸資産の中の「不良債権・資産」を控除して実際の「正常な運転資金」を算出しますので、システムによる形式的な判断にはなりません。

この「正常な運転資金」を超えた運転資金は「赤字資金」に該当する可能性が出てくるのです。

まず、自社の「正常な運転資金」を把握し、実際の運転資金の残高と比べてみると、御社の問題点の発掘、そしてその解決方法が見出されると思います。

「損益計算書は好きだけど、貸借対照表は・・・」と多くの経営者の方々が言いますが、貸借対照表こそ、多くのヒントをくれる宝物なのです。

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