売れ続ける理由 佐藤啓二 ダイヤモンド社 \1,429+税
秋保温泉(あきゅうおんせん)の食品スーパー「さいち」の社長が書いた本です。
「さいち」はご存じの通り、「おはぎ」で全国的に有名になり観光客も訪れるスーパーです。
さいちのおはぎは飽きがこないよう「甘すぎず」といった感じじゃないでしょうか。家庭の味といった風だと思います。
代々受け継がれてきた味かと思いきや、作り始めた時は祖母・母とも亡くなっていたため社長の奥さんが試行錯誤の結果つくりあげた味だそうです。
奥さんが味を作り上げて商品化した後はその一つ一つを社員に担当させまかせるそうです。
また「共存共栄」がモットーで、総菜の味付け・作り方を公開したり、近所にスーパーやコンビニが出店してもライバルというより仲間ととらえ、かえって集客力が増えると考えます。
それには独自の商品やサービスが必要であり、そこから新しいアイディアや工夫も生まれると考えます。
「考え方」・「働き方」と売れる会社には共通したものがあるのかなと思いました。
J.S