ものづくり補助金 採択結果が公表 採択638者、採択率は約34%
中小企業や小規模事業者の革新的な設備投資を支援する「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の第21次公募における採択結果が公表された。
これによると、今回の公募では、申請者数1,872者に対し、採択されたのは638者。
全体の採択率は34.1%だった。
内訳は「製品・サービス高付加価値化枠」で615件、「グローバル枠」で23件選出されたほか、米国の追加関税措置により影響を受けた199の事業者が優先採択の対象となった。
近年の採択率の推移を辿ると、第16次公募までは40%から50%台という比較的高い水準を維持していた。
しかし、第17次公募から採択率は30%前後へと急落し、今回までその傾向が続いている。
この大きな転換点となったのが、第17次公募から導入された「口頭審査(オンライン面談)」の存在だ。
従来の審査は、事業者が作成した事業計画書をベースに評価される傾向があったが、口頭審査の導入によって審査のあり方は一変。
経営者自身が、自社の事業計画の革新性や収益性、さらには具体的な実現可能性について、自分の言葉で説明し、審査員の質問に答えなければならなくなった。
ものづくり補助金は、1月30日に第22次公募の締切を迎えるが、この採択結果は4月下旬に公表される見通し。採択率がどのように変化するか注目される。

