新規開業、女性の割合が過去最高 開業費用の平均値は985万円
経営者の開業時の年齢は、「40歳代」が37.4%と最も高く、次いで「30歳代」が28.6%と、両年代が開業の担い手となっていることが、日本政策金融公庫が発表した「2024年度新規開業実態調査」結果(有効回答数1990社)で分かった。
全体の平均は43.6歳で、前回調査と比べて0.1歳“若返った”。
調査は、同公庫が2023年4月から同年9月にかけて融資した企業のうち、融資時点で開業1年以内の企業を対象に実施したもの。
開業者に占める女性の割合は、前年から0.7ポイント増の25.5%となり、1991年度の調査開始以来最も高くなった。
開業業種については、「サービス業」が29.2%で最も多く、次いで「医療、福祉」(15.7%)、「飲食店、宿泊業」(14.5%)
などが続いた。
なお、前回調査では3番目に多かった「小売業」が大幅に数値を落としている(11.9%→10.8%)。
開業時の平均従業者数は2.9人で、前回調査同様、3人を下回っている。
調査時点(8月)の平均従業者数は3.8人で、開業時からの増加数は1.0人だった。
開業費用の分布をみると、「250万円未満」(20.1%)と「250万~500万円未満」(21.0%)で4割以上を占めている。
また、「500万~1000万円未満」の割合は30.7%で、前回調査時より上昇した。
開業費用の平均値は985万円、中央値は580万円となっており、長期的にみると少額化の傾向にあるようだ。
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