ちば会計

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 野村證券が国内初の「信託報酬ゼロ」投信を設定! 収益度外視の商品を打ち出した理由とは? | トップページ | 国民負担率は過去最高の44.6%に 消費税増税分が年間を通して影響 »

2020年3月 5日 (木)

個人事業主も必要な源泉徴収事務 報酬は100万円を境に異なる税率

 人手不足のなか、アルバイトやパートを雇用している飲食店や小売店も多いと思われるが、個人事業主も、給与や報酬の支払いについて源泉徴収をする必要がある。

 

源泉徴収が必要となる支払いは、支払先が個人の場合、社員やアルバイト、パートへの給与や賞与、税理士や会計士、社労士への報酬がある。

 

退職金や年金といったものも源泉徴収の対象となる。支払先が法人の場合は、利子や配当が源泉徴収の対象となる。

 

 支払者が源泉徴収をしなくてもよいケースもあるが、基本的に社員やパート、アルバイトへ給与を支払っている場合は源泉徴収が必要となる。

 

源泉徴収額の計算方法は、給与の場合、給与所得の源泉徴収税額表を用いて源泉徴収額を算出することができる。

 

総支給額から社会保険料の控除を行い、給与所得者の扶養家族を考慮した上で給与所得の源泉徴収税額表に数字を当てはめることで、源泉徴収額を計算することができる。

 

 報酬の場合の源泉徴収額は、支払金額に税率を掛けあわせて算出する。

 

 支払金額が100万円以下の場合と100万円を超える場合で税率が異なる。支払金額が100万円以下の場合の源泉徴収税額は、「支払金額 × 10.21%」の計算式で求める。

 

支払金額が100万円を超える場合の源泉徴収税額 は、「(支払金額 - 100万円)× 20.42% + 102,100円」の計算式で求めることができる。

 

 

 

 

« 野村證券が国内初の「信託報酬ゼロ」投信を設定! 収益度外視の商品を打ち出した理由とは? | トップページ | 国民負担率は過去最高の44.6%に 消費税増税分が年間を通して影響 »

国税・法案・申告・e-tax」カテゴリの記事

所得税」カテゴリの記事

確定申告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 野村證券が国内初の「信託報酬ゼロ」投信を設定! 収益度外視の商品を打ち出した理由とは? | トップページ | 国民負担率は過去最高の44.6%に 消費税増税分が年間を通して影響 »