税理士法人千葉会計

2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« Googleが大規模アルゴリズム調整 変化するウェブの世界で上手に立ち回る方法 | トップページ | 5年間で1.5倍以上、1兆円市場も間近に! サブスクリプションに求められるサービス »

2019年6月28日 (金)

18年度の査察、計121件を告発 消費税受還付事案は16件を告発

 国税庁がこのほど公表した2018年度査察の概要によると、査察で摘発した脱税事件は前年度より19件多い182件、脱税総額は前年度を3.6%上回る約140億円だった。

 

今年3月までの1年間(2018年度)に、全国の国税局が査察に着手した件数は166件と、前年度を8件下回った。

 

 継続事案を含む182件(前年度163件)を処理(検察庁への告発の可否を最終的に判断)し、うち66.5%に当たる121件(前年度比8件増)を検察庁に告発。この告発率66.5%は前年度を2.8ポイント下回った。

 

 2018年度は、消費税の輸出免税制度を利用した消費税受還付事案(16件告発)や、自己の所得を秘匿し申告を行わない無申告ほ脱事案(18件告発)に積極的に取り組み、消費税受還付事案は過去5年間で最も多くの告発を行っている。

 

 近年、査察における大型事案は減少傾向にあり、2018年度の脱税総額139億9900万円は、ピークの1988年度(714億円)の約20%にまで減少している。1件当たり平均の脱税額は7700万円(前年度8300万円)で、ここ5年は1億円を下回っている。

 

告発分の脱税総額は前年度を11億7500万円上回る111億7600万円、1件当たり平均の脱税額は9200万円(同8900万円)となっている。

 

 告発分を税目別にみると、「法人税」が前年度から6件減の55件で全体の約45%を、脱税総額でも約45億円で約40%をそれぞれ占めた。

 

千葉和彦税理士事務所、千葉経営企画㈱メインHP

千葉経営企画

スマホ版HP

 

 

« Googleが大規模アルゴリズム調整 変化するウェブの世界で上手に立ち回る方法 | トップページ | 5年間で1.5倍以上、1兆円市場も間近に! サブスクリプションに求められるサービス »

国税・法案・申告・e-tax」カテゴリの記事

消費税」カテゴリの記事

法人税」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Googleが大規模アルゴリズム調整 変化するウェブの世界で上手に立ち回る方法 | トップページ | 5年間で1.5倍以上、1兆円市場も間近に! サブスクリプションに求められるサービス »