ちば会計

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2019年6月

2019年6月28日 (金)

18年度の査察、計121件を告発 消費税受還付事案は16件を告発

 国税庁がこのほど公表した2018年度査察の概要によると、査察で摘発した脱税事件は前年度より19件多い182件、脱税総額は前年度を3.6%上回る約140億円だった。

 

今年3月までの1年間(2018年度)に、全国の国税局が査察に着手した件数は166件と、前年度を8件下回った。

 

 継続事案を含む182件(前年度163件)を処理(検察庁への告発の可否を最終的に判断)し、うち66.5%に当たる121件(前年度比8件増)を検察庁に告発。この告発率66.5%は前年度を2.8ポイント下回った。

 

 2018年度は、消費税の輸出免税制度を利用した消費税受還付事案(16件告発)や、自己の所得を秘匿し申告を行わない無申告ほ脱事案(18件告発)に積極的に取り組み、消費税受還付事案は過去5年間で最も多くの告発を行っている。

 

 近年、査察における大型事案は減少傾向にあり、2018年度の脱税総額139億9900万円は、ピークの1988年度(714億円)の約20%にまで減少している。1件当たり平均の脱税額は7700万円(前年度8300万円)で、ここ5年は1億円を下回っている。

 

告発分の脱税総額は前年度を11億7500万円上回る111億7600万円、1件当たり平均の脱税額は9200万円(同8900万円)となっている。

 

 告発分を税目別にみると、「法人税」が前年度から6件減の55件で全体の約45%を、脱税総額でも約45億円で約40%をそれぞれ占めた。

 

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Googleが大規模アルゴリズム調整 変化するウェブの世界で上手に立ち回る方法

 Googleは、5月下旬に検索結果の表示デザインを変更した。これまで検索結果は青文字でリンクされ、その下にURLが表示されていたが、リンク先のアイコンとURLが表示された下に青文字リンクが配置されるようになった。

リンク先のアイコンとは、新聞社のサイトであればそのロゴ。ニュースを読みたいとき、どのメディアなのか一目でわかる仕組みとなったのだ。

 

 同時期に大規模なアルゴリズム調整が行われ、検索順位が変動したことも見逃せない。Googleは随時アルゴリズムを調整しているが、それは低品質なサイトの掲載順位を下げ、良質なサイトを優先表示するのが目的。

 

Googleの基準に合わないサイトは表示しないということであり、Googleペナルティと呼ばれる措置を受けて検索流入が減るサイトも少なくない。では、費用をかけてSEO対策をすればいいかといえば、そうでもない。

 

アルゴリズムの詳細が明かされていないため、予告なく変わるアルゴリズムに左右されるよりも、良質なサイトの作成に注力したほうが建設的だろう。

 

 そのうえで、検索結果表示の変更がモバイルのみで行われていることに注目したい。すでにGoogleではモバイルとPCでは別の検索結果を表示しているが、モバイルにより注力しようとする姿勢を示しているともいえる。

 

Googleの「ウェブマスター向けガイドライン」に記されている内容を確認し、「スマホに最適化した良質なコンテンツ」を作成することが重要ということになる。

 

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2019年6月17日 (月)

「法人向け事業承継税制」に注目 拡充で飛躍的な増加が期待される

 事業承継の際の贈与税・相続税の納税を猶予する「法人向け事業承継税制」は、2018年度の税制改正で抜本的に拡充された。

 

中小企業庁によると、拡充前は、年間400件程度の申請だったが、拡充後は、足元(本年2月現在)の申請件数は年間6000件に迫る勢いであり、爆発的に伸びている。

 

 今後10年の間に、70歳(平均引退年齢)を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人となり、うち約半数の127万が後継者未定という。こうしたなか、事業承継税制による中小企業・小規模事業者の円滑な事業承継が期待されている。

 

 2018年度税制改正では、10年間(2018年1月1日から2027年12月31日)の特例措置として、各種要件の緩和を含む抜本的な拡充が行われた。

 

基本は、2018年4月1日から2023年3月31日までの5年間以内に承継計画を作成して都道府県に提出した会社(「特例認定承継会社」)が、贈与・相続による事業承継を行う場合に適用される。

 

 事業承継税制の抜本拡充の概要は、(1)対象株式数の上限を撤廃し全株式を適用可能にし、納税猶予割合も100%に拡大することで承継時の税負担ゼロになる。

 

(2)親族外を含む複数の株主から、代表者である後継者(最大3人)への承継も対象にする。

 

(3)承継後年間平均8割以上の雇用維持要件を未達成の場合でも、猶予を継続可能に。

 

(4)売却額や廃業時の評価額を基に納税額を計算し、承継時の株価を基に計算された納税額との差額を減免する。

 

 

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三井住友トラストとUBSが資本・業務提携 不動産へシフトする富裕層ビジネスの現在地

 三井住友トラストHDと三井住友信託銀行は、スイスの金融大手UBS傘下のUBS証券との資本・業務提携を発表した。


UBS証券のウェルス・マネジメント事業を切り出し、今年末までに合弁会社を、2021年中に新たな証券会社を設立する。


 三井住友トラストは、両者の強みを有機的に組み合わせ、富裕層に最適なソリューションを提供する「トータル・ウェルス・マネジメント」を目指すとしている。


これを額面通りに受け取れば、富裕層向けビジネスが活況ということになる。だが、三井住友トラストとUBSを取り巻く環境を分析すると、富裕層向けビジネスはむしろ過渡期にあると思わざるを得ない。


三井住友トラストは、2015年に買収した「ダイナース」が大失敗。今年3月期の連結決算で約120億円を減算処理している。


一方のUBSは、今年1月に今後の減収見通しを示し、2018年10~12月期に顧客が約1兆4,000億円を引き上げていたことを公表。


つまり、両者とも厳しい状況に直面しており、その原因である富裕層向けビジネスを切り離すのが今回の資本・業務提携の目的と捉えられなくもないのだ。


ただし、UBSがなぜ三井住友トラストをパートナーに選んだかという点を踏まえれば、不動産投資が持つ可能性を再確認できた意義は大きい。


とりわけ、長期金利の低下や不安定な国際情勢を受け、リスク回避先として海外投資家から資金が流入しているJ-REITの動きには注目すべきタイミングではないだろうか。


 


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2019年6月11日 (火)

18年分所得税等の確定申告状況 納税額は4年連続増加の3.2兆円

 国税庁がこのほど発表した2018年分所得税等の確定申告状況によると、所得税の確定申告書を提出した人は、前年を1.1%上回る2221万8千人となり、7年ぶりに増加した2015年から4年連続で増加した。

 

 申告納税額がある人(納税人員)は同▲0.4%減の638万4千人となり、4年ぶりの減少。納税人員の増加に伴い、その所得金額も同1.7%上回る42兆1274億円となり、4年連続で増加した。

 

 申告納税額も、前年を2.5%上回る3兆2826億円と、4年連続の増加。これは、土地等の譲渡所得や給与所得者の増加が影響しているとみられる。

 

ただし、申告納税額は、ピークの1990年分(6兆6023億円)の半分程度(49.7%)に過ぎない。なお、還付申告者数は、前年分から1.8%増の1305万6千人と、2010年分(1267万3千人)からほぼ微増で推移しており、申告者全体の約59%を占めている。

 

 所得税申告者のうち、株式等の譲渡所得の申告者は前年分比▲1.6%減の101万5千人と3年ぶりの減少、うち所得金額がある人は同▲25.7%減の39万6千人、所得金額は同▲10.6%減の3兆1941億円と、ともに減少。

 

 これら株式等譲渡所得の申告者を除く土地等の譲渡申告者は同2.3%増の52万6千人で4年連続の増加、うち所得金額がある人は同3.5%増の35万3千人、所得金額は同5.8%増の5兆328億円でともに9年連続で増加している。

 

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楽しみながら「SDGs」を学べるカードゲームが登場 意識を高め、企業価値底上げにつながる研修グッズ

 潜在的な市場規模が世界全体で年間1,331兆円と試算されているSDGs。総務省が5月に発表した試算では、ICT関連市場だけで年間約173兆円となる見込みだという。

 

「経済のデジタル化が加速し、ICTの利活用がさらに進む」と仮定してのものだが、規模の大小を問わず、企業の経営戦略を練るうえでSDGsは無視できない存在だ。

 

SDGsについて用語としての認知度は高まっている一方で、「目の前の課題解決が先」というのがビジネスパーソンの本音だろう。

 

 しかし、今やSDGsへの取り組みは企業にとって多大なメリットがある。

 

社会からの評価や顧客ロイヤルティの向上で、売上増が期待できるほか、従業員の意識・モチベーション向上にもつながり、採用活動にも好影響を及ぼす。人口減少社会である現在、生き残りを図るには欠かせない。

 

 そこで注目したいのが、俳優の伊勢谷友介率いるリバースプロジェクトが金沢工業大学と共同開発し、この5月から販売開始した「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」だ。

 

カードゲームを楽しみながら、社会的な課題解決のノウハウを身につけることができる。

 

すでに自治体のSDGs研修に採用されているほか、「キャリア教育に活用したい」との高校からの問い合わせも増えているという。

 

年代の異なる従業員同士のコミュニケーションツールとしても役立ちそうなこのカードゲーム、中長期的な成長を見越した人材研修グッズとして選択肢に入れてみては。

 

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2019年6月 4日 (火)

上場企業役職者4人に1人がスタートアップへ転職希望 背景にあるのは加速するオープンイノベーションか?

 国内最大級のスタートアップコミュニティを運営するCreww株式会社が、「上場企業から見たスタートアップ企業に関する意識調査」の結果を発表した。

 

上場企業役職者200名の有効回答を得たこの意識調査によれば、「スタートアップ企業に転職してみたい」と回答したのは24.5%。上場企業役職者の4人に1人がスタートアップ企業への転職を希望している。「自分を試してみたい」「能力次第で評価されるから」などが理由だ。

 

 この結果は、上場企業がスタートアップ企業に一定の価値を認めていることを表している。その背景にあるのは、加速するオープンイノベーションだろう。

 

社内外のリソースを柔軟に絡めて新たな商品・サービスを生み出すオープンイノベーションの重視は、今やグローバルスタンダードだ。

 

 ではなぜ、オープンイノベーションが重視されているのか。Creww社の調査によれば、スタートアップ企業との協業に期待することとして「独自のアイデア」「独自の技術」「行動の早さ」が挙げられている。

 

上場企業は自らにこの3点が欠けていることを自覚しているのだろう。だからこそ、潜在的だとしても転職を希望する役職者が多いと思われる。

 

スタートアップには新興企業のイメージがつきまとうが、本来は「社会貢献を目的とし、イノベーションの観点を持つ企業」を指し、すべての企業がスタートアップになり得る。事業に行き詰まりを感じている経営者は、この視点を重視して新規事業開発に取り組むべきだろう。

 

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「売上割戻し」には注意が必要! 金銭以外での売上割戻しは交際費

 製造業者などが、一定期間内に多額の取引をした得意先に対し「売上割戻し」を行うケースは少なくない。売上割戻しとは、一定期間に多額又は多量の取引をした得意先に対し、売上高等を基準として割戻しを行うことをいい、売上高から控除する。

 

 売上割戻しは、一般的には金銭で行われるが、得意先への接待・サービスとして行われた場合、交際費として処理されることがあるので注意が必要だ。

 

 売上割戻しを、売上高の一定額ごとに「金銭」で行う場合は、交際費に該当しない。この金銭は、売上割戻しを受ける側では収益として計上され課税されるので、支払側は損金算入することが認められている。

 

しかし、金銭の代わりに「物品」で行った場合は、交際費課税は避けられない。それは、「金銭」による売上割戻しが「売上代金の返戻」とみられるのに対し、「物品」では「取引の謝礼としての贈答」と判断されるためだ。

 

 そこで、売上割戻しを商品券で行った場合はどうなるだろうか。商品券といっても、デパートなどの金券的な性格のものからビール券やおこめ券など特定物品とひも付き関係にあるものもある。

 

デパートなどの金券も金銭での売上割戻しと同様と思われようが、この金券的な商品券は、金額の多寡にかかわらず、交際費として取り扱われることになっている。

 

 ただし、交付した物品がおおむね3000円以下の少額物品である場合には、その贈答費用は交際費から除外することができるとされている。

 

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