内定後に最大2年の猶予期間 ユニリーバ:柔軟性の高い新卒採用制度
卒業予定の学生に対して在学中に内定を出し、卒業後すぐに勤務させる。日本では、この新卒一括採用方式が長年定着してきた。
将来のリーダーやコア人材の育成に向いている他、組織の活性化が期待できるなどメリットは多いが、採用時期が大多数の企業と重なるためコストも手間もかかるのが難点。
学生にとっても、就職活動が早期化・長期化することによる学業への影響が懸念される他、雇用のミスマッチを引き起こすといった問題点があり、見直しの機運が高まりつつある。
そうした流れの中で、世界的な消費財メーカーであるユニリーバの日本法人が、ユニークな新卒採用制度を導入した。大学1年生から応募することができ、内定後から入社までは最大2年間の猶予期間を設けることができる。
つまり、早めに内定を獲得して学業に力を注ぐことや、海外留学をすることもできるというわけだ。
エントリーシートを廃止し、応募はもちろん通年。しかもオンライン受付のため世界どこからでも応募可能。どの企業も欲しがる優秀なグローバル人材を、早期から確保したいという意図が透けて見える。
選考も、ゲームを活用したりデジタル面接で課題を出題したりして、能力だけでなく性格、考え方の傾向を測定し、同社とのマッチングを見極めていくという。
まさに、ポテンシャル採用の進化型であり、今後の新卒採用のスタイルに影響を与えるだろうことが予想される。
« 2016年分所得税等の確定申告状況 申告納税額は2年連続増の3兆円 | トップページ | 創業記念品等の支給での注意点! 記念品を自由に選べる場合は課税 »
「市場創出・就職・人材」カテゴリの記事
- 新規学卒就職者の3年以内離職率 大学卒が32%、高校卒が37%に(2024.11.19)
- 2023年分民間平均給与は460万円 前年に比べ0.4%増で3年連続増加(2024.11.08)
- 全労働者に占める若年労働者割合 5年前に比べて3.6ポイント低下(2024.11.05)
- パートの約6割が「年収の壁」意識 年収を一定額以下に抑える就業調整(2024.10.28)
- 7月のテレワーク実施率は22.6% 「情報通信業」が56.2%で最上位(2024.09.30)
「景気・世論・日本人」カテゴリの記事
- 22年度税金のムダ遣い580億円 税金の徴収漏れ約2億4千万円(2024.11.29)
- 日本公庫の創業融資が前年比1.1倍 働き方の選択肢として「創業」が定着(2024.11.26)
- 23年度法人所得、最高の85兆円 黒字申告割合36.2%で2年連続上昇(2024.11.22)
- 新規学卒就職者の3年以内離職率 大学卒が32%、高校卒が37%に(2024.11.19)
- 政府内で進む「法人税改革」の議論 令和7年度改正が大きな転換点に?(2024.11.15)
コメント
« 2016年分所得税等の確定申告状況 申告納税額は2年連続増の3兆円 | トップページ | 創業記念品等の支給での注意点! 記念品を自由に選べる場合は課税 »
ブランド財布コピー
業内最高レベルのブランド財布コピー
世界ブランドコピー業内最高レベルのブランドコピー品(N級品)をお客様に提供します。
ブランド財布コピー、ブランドキーケースコピー、
コピーブランド名刺入れ、
ブランドコピーレベルなど豊富な物件を揃いています。
ルイ・ヴィトンコピー
エルメス財布コピー
シャネルブランドコピー
フェンディコピー
ミュウミュウコピー……
今、大セールが開催中…
スーパーコピー https://www.bbagok.com
投稿: スーパーコピー | 2024年10月16日 (水) 18時46分