ちば会計

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 確定申告の内容の再チェックを! 過少申告・無申告加算税の取扱い | トップページ | 「お金を出す価値がある」との調査結果も! VR(仮想現実)の市場規模と可能性とは? »

2017年4月12日 (水)

社会貢献につながる新たな投資手法 「ソーシャル・インパクト・ボンド」とは?

 資産運用の目的がリターンであることは疑いようがない。しかし、単に資産を増やすだけでなく、社会貢献にも寄与できるとしたら、投資のしがいがあるといえないだろうか。そんな意義深い投資手法のひとつが、「ソーシャル・インパクト・ボンド」(SIB)である。

 

官民連携のスタイルが特長で、アメリカでは刑務所の受刑者更生プログラムに用いられ、再犯率の低下に応じて自治体が投資家に配当を支払う事例もある。

 

 実は、日本にもこのSIBが導入されつつある。旗振り役を担っているのは経済産業省。ヘルスケア分野での導入を推進しており、2017年度から「成果連動型かつ複数年度契約による日本初の本格的なSIB」が複数の自治体で導入される予定。

 

 この分野での導入が進められる背景には、高齢化とともに膨らみ続ける社会保障費の問題がある。とりわけ、医療費は一般会計予算の4割以上となる40兆円を突破。これをいかに削減するかがわが国の大きな課題となっている。

 

 非常に深刻な問題だが、ビジネス的な観点で考えれば、削減することでかなりの金額を生み出せる状態とも言える。「医療費削減」というミッションを掲げたSBIの仕組みが上手く機能すれば、かなりの配当が期待できるだけでなく大きな社会貢献にもなる。新たな投資先として、SBIにかかる期待は大きいのではないだろうか。

 

 

千葉和彦税理士事務所、千葉経営企画㈱メインHP

千葉経営企画

スマホ版HP

 

 

 

« 確定申告の内容の再チェックを! 過少申告・無申告加算税の取扱い | トップページ | 「お金を出す価値がある」との調査結果も! VR(仮想現実)の市場規模と可能性とは? »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

ふるさと寄付金」カテゴリの記事

寄付金」カテゴリの記事

市場創出・就職・人材」カテゴリの記事

企業」カテゴリの記事

地域・伝統」カテゴリの記事

法律」カテゴリの記事

中小企業」カテゴリの記事

国税・法案・申告・e-tax」カテゴリの記事

消費税」カテゴリの記事

所得税」カテゴリの記事

景気・世論・日本人」カテゴリの記事

生き方 社会」カテゴリの記事

株式・投資」カテゴリの記事

若年層・シニア層」カテゴリの記事

家計」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 確定申告の内容の再チェックを! 過少申告・無申告加算税の取扱い | トップページ | 「お金を出す価値がある」との調査結果も! VR(仮想現実)の市場規模と可能性とは? »