スマホで資産運用のアドバイス! 「ロボアド」サービスを各社が次々に導入
資産運用の“相談相手”として「ロボット・アドバイザー(以下ロボアド)」が注目を集めている。ウェブサイトやスマートフォンのアプリで、投資経験や投資方針などの質問に回答するだけで、どの程度のリスク許容度があるか判断。
適切な商品を提案してくれる。手軽に利用できるとあって、銀行や証券会社、ベンチャー企業などが導入している。無料で利用できるものから、手数料を払うことで運用を代行してくれるものまであり、目的に合わせて使い分けることも可能だ。
これまで、資金の運用から管理、投資アドバイスまで包括的に行う「ラップ口座」と呼ばれるサービスはあったが、申し込み最低額は1000万円以上が多かった。最近は間口を広げるために最低額が引き下げられたが、それでも数百万円レベル。
手数料も高く、手軽に利用できるとは言いがたいサービスだった。その点ロボアドは、ラップ口座のような投資一任運用型のみでなく、アドバイス型も多い。たとえばみずほ銀行の「スマートフォリオ(SMART FOLIO)」は、投資信託の提案のほか、当初決めた目標に合わない運用をしていた場合、メールで知らせてくれる機能もある。
たとえ信頼できる友人であっても、資産運用の判断は自分で行いたいのが人情。大量の投資商品から最新の選択肢を提示してくれる「アドバイザー」として、ロボアドを有効に活用してみてはいかがだろうか。
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