ご存知ですか?「職場積立NISA」 同制度の導入企業は6月末で2856社
6月末時点において「職場積立NISA」を導入している企業は昨年12月末時点の1268社から1588社増加して2856社となったことを、日本証券業協会が事務局となっているNISA推進・連絡協議会がこのほど発表した。
給与等から天引きしている企業数は、同じく91社から138社に増加。積立金額は、1月~6月の合計で3億4894万円にのぼり、昨年7月~12月の合計1億998万円から2億3896万円増えている。
職場積立NISAとは、職場単位でNISA口座(少額投資非課税制度を利用した証券口座)を活用するもので、職場(企業)が金融機関と提携し、給料天引きによるNISA口座での株や投資信託の積立のほか、金融機関による職場での投資教育なども行われている。
NISA推進・連絡協議会では、企業の役職員等の自助努力による資産形成の支援や福利厚生の増進を図る目的で、普及・促進等を進めてきている。
職場積立NISAは、通常のNISAと同様に年間120万円までの投資額を上限に非課税投資枠が設定され、株式や投資信託の売却益などが5年間非課税になる。給与や賞与などから天引きされて定時定額、又は賞与からの天引きで臨時に拠出した資金によって運用される。
つまり、職場積立NISAとは、金融機関と契約した企業が社員のNISA取引を一括し、金融商品を購入する仕組みである。
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