サービスとは「つくりとどけるしくみ」「日本サービス大賞」受賞者の共通項
「日本サービス大賞」は、国内のあらゆるサービス提供事業者を対象に、多種多様なサービスを共通の尺度で評価し、“きらり”と光る優れたものを表彰する制度。今回は、大中小31社(医療施設含む)のサービスが受賞した。
主催者であるサービス産業生産性協議会は今回の受賞者について、「サービス産業に従事される企業は、その社の取り組み方や工夫をぜひ真似をして欲しい」とコメントしている。
サービス産業は、日本のGDPと雇用の約7割を占め、今後の日本経済の成長の鍵となる重要な産業だ。今回は、全国から約900件の応募があり、新設された内閣総理大臣賞が1件、経済産業大臣賞が1件、そのほか関係省大臣賞をはじめとする各賞の受賞者が選ばれた。
ここで強調しておきたいのは、受賞したサービスが、すでに“全国区”の有名企業だけのものに限らないということだ。知名度や企業規模、資本が小さくとも、そのサービス内容は創意工夫に満ちている。
例えば、社会貢献型移動スーパー「とくし丸」(徳島県)、海女小屋体験「はちまんかまど」(三重県)、食べ物つき情報誌「食べる通信」(岩手県)、子どもたちに食文化を伝える「考食師」による給食サービス(⻑野県)等は、「アナログ」な仕組みをベースとして「つくりとどけるしくみ」を構築・強化し、非常に高い評価を受けた。
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