ちば会計

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 東北復興5年、地場産業に主役交代 部品供給力をつけてこそ真の復興 | トップページ | 2016年分路線価は8年ぶりに上昇 日本一は31年連続で銀座「鳩居堂前」 »

2016年7月14日 (木)

家計は「投資より貯蓄」傾向が続く 投資家比率 シニア6割、若年層4割

 日本証券業協会の2015年調査によると、15年の個人投資家比率は60歳以上のシニア層が過半数の56%、前年より5ポイント増えた。年収をみると、300万円未満が48%と最も多く、約7割が年収500万円未満で、前年より微増した。

 

 株式保有額は「100~300万円未満」が33%と最も多く、73%が保有額500万円未満。同協会はシニアの個人投資家が増すのは嬉しいが、若年層が約4割と上向かないのが悩みという。

 

 日銀が3月に発表した資金循環統計(2015年10~12月速報)では個人(家計部門)の金融資産残高(12月末)は1741兆円。1年前と比べ29兆円増(1.7%)と過去最高。内訳は株式などが169兆円(前年比5兆円増)。

 

対する現金・預金は902兆円(同12兆円増)と後者が圧倒する。「投資より貯蓄」傾向は、もはや日本人の特質で生活設計に深く刷り込まれた感がする。

 

 国民の多くは、現経済の雇用増や所得増は認めるが、消費増や投資増には踊らされる気分になれないようだ。金融機関などシンクタンクは「長期の低金利で現金の運用先がみつけにくい」、「マイナス金利導入で不安は増幅している」とみる。

 

 タンス預金も増えた。日銀は「マイナス金利の名称は響きが悪い」と反省しきりだが…。カゴメなど上場企業は現状打破に若年層向けのIR活動に力を入れ始めたのは朗報か―。

 

千葉和彦税理士事務所、千葉経営企画㈱メインHP

千葉経営企画

スマホ版HP

 

 

 

« 東北復興5年、地場産業に主役交代 部品供給力をつけてこそ真の復興 | トップページ | 2016年分路線価は8年ぶりに上昇 日本一は31年連続で銀座「鳩居堂前」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

企業」カテゴリの記事

法律」カテゴリの記事

消費税」カテゴリの記事

所得税」カテゴリの記事

景気・世論・日本人」カテゴリの記事

生き方 社会」カテゴリの記事

株式・投資」カテゴリの記事

若年層・シニア層」カテゴリの記事

家計」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 東北復興5年、地場産業に主役交代 部品供給力をつけてこそ真の復興 | トップページ | 2016年分路線価は8年ぶりに上昇 日本一は31年連続で銀座「鳩居堂前」 »