ライフデザイン白書は時代を映す鏡 少子高齢化・介護時代の家族像とは
東日本大震災から5年が過ぎた。日本の経済状況も政権も変わった。大学のライフデザイン学部新設増もこの5年。日本は「少子高齢化時代」に突入、その潮目の変わり目に翻弄されている。
タイミングよく昨年、5年ぶりに『ライフデザイン白書 2015年』が発刊された。これは(株)第一生命保険研究所が20年間続刊しているライフデザインレポートの老舗。これまで生活者の意識と行動の変化を捉え続けて発刊20年目にしてインターネット調査に切り替えた。
大学の学生、地域住民の自治会やNPOも参考書にする同書の魅力は、編集・構成の充実だろう。ライフデザインを形成する6つの領域―家族、地域、消費、就労、健康・介護、人生設計といった、人々が生活していくための基本的な分野を網羅した。調査対象は全国の満 18~69 歳の男女個人で有効回答数 7,256人だった。
就労について―職業能力に焦点を当て正社員対象で調査。「女性はキャリアアップに消極的」という結果が出た。すでに内閣府の有識者会議でも指摘されていて、先進国の中で日本女性は管理職への道に関心が薄いとされている。
介護離職について―白書はいち早く「男性介護」のデータに着目し、結論は「不本意な働き方を減らさなければならない」としている。そのために人生設計が道半ばでとん挫しかねない。次は2020年のポスト・オリパラの変化だ。
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