生命保険加入件数、世帯主と妻で差なし 平成27年度 生命保険全国実態調査
(公財)生命保険文化センター(東京都)では「生命保険に関する全国実態調査」を3年ごとに行い「世帯」(世帯員2人以上)単位による生命保険の利用実態などを捉えている。
今回の「概要版」発表にあたって、「生命保険の加入状況は世帯によって異なるため『調査結果と我が家の加入状況が違う』などと考える必要はないが、これを機会に一家の加入状況を確認してみましょう」と勧めている。
調査の専門用語で、全生保とは民保(かんぽ生命を含む)、簡保、JA、県民共済・生協等の4機関の生命保険商品の総称。なお概要版の前に9月に速報版を公表している。調査の目玉は「世帯主、妻で生命保険の加入状況はどう違う?」かで、特徴は次の通り。
▼生命保険の世帯加入率や加入件数はどれくらい?-個人年金保険を含め、生命保険加入世帯は全体の89.2%。世帯主は85.4%、妻は77.2%が生命保険に加入していて、世帯加入件数は平均3.8件。このうち世帯主は1.7件、妻は1.6件で件数差は僅差。
▼世帯主と妻の死亡保険金はいくらくらい?-普通死亡保険金額(災害死亡時の割増保険金を含まない金額)は平均で世帯主が1,509万円、妻は807万円で約2倍の開き。
▼個人年金保険の加入率は?-世帯主平均83.7万円、配偶者平均74.1万円と65対58(%)で大差なかった。
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