就活女子向け優良企業ランキング 昭和女子大が進路でお勧め企業公表
今年の就活は経団連の採用選考に関する新指針が始まった一年目だが、中小企業も8月で山場を迎える。
景気回復ムードで売り手市場となり、中でも今年は女子学生に注目が集まった。
政府の女性社員幹部登用の流れと、各社が営業力の強化や女性の活躍推進をかかげて、女性社員のすそ野拡大を図る。
今年は昭和女子大学女性文化研究所の、就活する「女子学生のための優良企業ランキング―第4回(証券・保険・金融業、電気機器業)」の企業情報が、とりわけ人事担当者や大学、学生らに注目を浴びた。
同研究所は女性のライフスタイルにわけて調査し「チャレンジ志向」の女子学生にお勧めの証券・保険・金融業では、保険業の明治安田生命保険が1位となった。
電気機器業で「出産・育児を越えて就業継続」したい女子学生向けには1位がセイコーエプソン。
「バリバリ仕事がしたい!」女子学生にお勧めの1位は、電気機器業では部長職以上に占める女性比率 が5.0%と業界1位のシスメックス。
同大学のようなデータ分析の仕方で、「お勧め」まで踏み込んだ就活情報は他に例がないという。
こんなデータが発表されると、「超大手企業ばかり」との羨望が先立つもの。
しかし見方を変え人気企業や優良企業の因子とは何か、が分かる。
例えば男性育休取得者の有無など細部の評価項目まで含む点に男子学生も注目、企業経営者には努力目標への好例になろう。
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