4つの保障準備項目で最重視は? 男性「死亡保障」、女性「医療保障」
平成11年から続いている公益財団法人・生命保険文化センター(東京都)が行う「老後生活のリスク認識に関する調査」は、その年代の様相がでて興味深い。
最新のデータで圧倒的に多いのが「老後」「介護」への疑問だ。
「介護」については「介護が必要な人はどのくらい?」(答―561万人)「介護が必要になった主な原因は?」(答―脳血管疾患 約19%)。
この他、「誰が介護している?」「介護をする人の介護にかける時間はどのくらい?」(答え―介護度に応じて時間が増える)など、家族などに要支援、要介護のさし迫った事情が、仮になくても関心の高さが表れている。
リスクに備えるための生活設計(万一の場合、病気・ケガ、老後、介護などへの対応)として、4つの保障準備(死亡保障、医療保障、老後保障、介護保障)のなかで、最も力を入れたいと考えているものは、全体では「医療保障」がトップ。
ただし性別や年齢により考え方に違いがでている。
性別でみると男性では「死亡保障」が最も高く、以下「医療」「老後」「介護」の順となっている。
一方、女性では「医療保障」が最も高く「老後」「介護」「死亡」の順。
性・年齢別でみると、男性では20歳代で「医療」、30~50歳代で「死亡」、60歳代で「老後」と「医療」が最も高い。一方、女性では全ての年代で「医療保障」が最も高い。
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