ちば会計

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« グリコ置き菓子商法、年45億円売上 ~オフィス禁煙など健康ブーム後押し~ | トップページ | 法人調査の4割近くが赤字法人調査 ~1割強の約4千件が黒字に転換~ »

2014年11月12日 (水)

法人の申告漏れ、前年度比25%減 ~6万6千件から総額7515億円を把握~

 国税庁がこのほど公表した今年6月までの1年間(2013事務年度)における法人税調査事績によると、不正計算が想定されるなど調査必要度の高い9万1千法人(前年度比2.8%減)を実地調査した結果、うち約73%にあたる6万6千件(同3.2%減)から前年度に比べ24.8%減の総額7515億円の申告漏れを見つけた。追徴税額は1591億円(同24.2%減)。1件あたりの申告漏れ所得は同22.6%減の829万円となる。

 実地調査件数は、改正国税通則法の施行に伴い、昨年度から、課税理由の説明などの原則義務化で事務作業量が増加し、1件当たりの調査期間が伸びた影響が今事務年度も続いている。また、調査した18.6%(不正発見割合)に当たる1万7千件(前年度比1.6%減)が故意に所得を仮装・隠ぺいするなどの不正を行っており、その不正脱漏所得は前年度比20.8%減の2184億円、1件当たりでは同19.5%減の1298万円となった。

 不正を業種別(調査件数350件以上)にみると、不正発見割合の高い10業種では、「バー・クラブ」が47.3%で12年連続のワースト1位。「バー・クラブ」は、近年25年間で24回1位(唯一2001年度がワースト2位)という不名誉な記録を持つワースト業種の常連。以下、前年4位の「自動車修理」(29.8%)、同2位の「パチンコ」(29.0%)、同5位の「廃棄物処理」(28.4%)、同3位の「土木工事」(28.2%)の順で続く。

千葉和彦税理士事務所、千葉経営企画㈱メインHP

携帯版HP

スマホ版HP

« グリコ置き菓子商法、年45億円売上 ~オフィス禁煙など健康ブーム後押し~ | トップページ | 法人調査の4割近くが赤字法人調査 ~1割強の約4千件が黒字に転換~ »

法人税」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« グリコ置き菓子商法、年45億円売上 ~オフィス禁煙など健康ブーム後押し~ | トップページ | 法人調査の4割近くが赤字法人調査 ~1割強の約4千件が黒字に転換~ »