人事が抱える注目度の高い課題を編集 ~『日本の人事部』が初の『人事白書』~
メルマガ『日本の人事部』等を運営する、ネットベンチャーの(株)アイキュー(東京都港区)が全国60,000社の『日本の人事部』会員に向け大規模なアンケートを実施。のべ3,000社からの貴重な回答を元に『日本の人事部 人事白書 2014』を発表、発刊した。
厚労省や文科省、日本経団連を頂点とするヒト・就職・採用・教育・法律情報は、民間のリクート、マイナビや公益の日商、日本生産性本部等に枝分かれして長年、三角形で住みわけてきた。しかしIT時代は特定の既存団体の寡占時代でなく、『日本の人事部』のような独立系の新鮮さが新たな市場を生んできた。同社は「近年の人事部門は、従来の管理部門という位置づけから脱却し、戦略的人事、経営のパートナー、変革のリーダーとしての役割が求められている」として昨年、全国の企業が抱える課題や施策などについて幅広く調査し、『日本の人事部 人事実態調査』として発表。さらに今年、前回の人事実態調査で人事が抱える課題として注目度の高かったテーマに焦点をあて、初の人事白書をまとめた。「ブラック企業」を例に一部内容を紹介しよう。
<「対策を講じている」と回答した企業は17.0%、「対策を講じていない」企業が68.3%と3社に2社の割合を占めている。対策を講じている企業では「情報開示」「現場教育」など奇をてらうことなく、まっとうな対策を行っている>。
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