10~40代、MOSと国家公務員~取りたい資格と転職したい仕事~
就職情報誌の主要読者は10~40代だが、一皮剥くと非正規社員、失業中、求職者の多い層だ。いうまでもなく「資格」も「仕事」もその時代の要求次第である。
上位にきた資格では①MOS・MCAS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)⑤TOEIC(R)-英語でのコミュニケーション能力を評価する世界共通のテスト。現在約120ヵ国で実施中⑨Webクリエイター能力認定試験。
この3つあれば、あなたはグローバリストで鬼に金棒?
(数字は雑誌の人気順位)
一方、時代に無関係に生き続ける永久ともいえる資格がある。②簿記検定試験③医療事務⑥ファイナンシャルプランナー(FP)⑦公認会計士⑧行政書士。特に②③⑥は女性に人気が高く、これに介護ヘルパー関連が急浮上中。
転職したい仕事で目につくのが国家公務員志望。大昔から、公務員は寄らば大樹の陰といい「大きな屋根の下でぬくぬく暮らす」と羨望と嫉妬で呼ばれる。
若者中に役人志望が増大するのは黄色信号と危ぶむ国もある。日本では国家資格取得者(これを士業と呼ぶ)が厚遇されてきたが、最近は内部から異変が起きている。士業の典型、公認会計士の世界にも不況の波が押し寄せ、営業がきついという。
資格-仕事には、医師のように時代に無関係に生涯仕事もあるにはあるが、ほとんどが需要次第で浮沈との戦いである。人気のWeb関連も、需要(客を作る)に直結してこそ本物である。
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