ちば会計

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2011年9月14日 (水)

e-Tax利用しようとした理由 1位「税務署へ行く必要がない」

 e-Tax(国税電子申告・納税システム)は順調に利用者を増やしているが、国税庁が実施した「e-Taxの利用に関するアンケート」結果(有効回答数5万8,028件)によると、利用しようと思った理由(複数回答)は、「税務署や金融機関に行く必要がないから」と答えた人が全体の76.9%と最も多く、次いで「税務署の閉庁時間でも申告書等の提出(送信)ができるから」が62.5%となった。

以下、「ペーパレス化が図られる」(55.1%)、「パソコン(インターネット)を有効活用したい」(48.7%)、「書面での手続きに比べ負担(感)が軽減される」(47.4%)が挙げられ、「電子証明書等特別控除制度(最高5千円の特別控除)を受けることができる」(36.3%)や「e-Taxで還付申告した場合、還付処理が早い」(35.4%)などのe-Tax利用でのよく言われるメリットは意外に少ない。

 e-Taxで実際に利用した手続き(複数回答)では、「所得税申告」が実に93.7%と圧倒的に多く、次いで「消費税申告」が12.7%、「申請・届出手続き」が6.4%の順だった。

一方、e-Taxの利用しやすさについては、「(とても)利用しやすかった」との回答率が「申告等データの入力・作成」(62.7%)や「電子署名の付与・送信」(64.2%)では6割を超えている半面、「ヘルプ機能・よくある質問」に関しては38.8%にとどまるとともに、「(とても)手間取った」が21.5%と比較的多く、e-Tax普及のためには、このあたりの改善が国税当局に求められそうだ。

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